コラーゲン・トリペプチドの特徴/皮膚

光老化予防改善効果(in vivo)

CTP含有コラーゲンの経口摂取による皮膚の光老化に対する効果を確認するために、UV-B照射モデル系(Hairlessマウス)における抗シワ効果等について検討を行いました。

皮膚の光老化に対する効果試験

■方法

Hairlessマウスを用いて毎週3回、UV-Bを照射しました。第1週目の照射 Dose は 75mJ/cm2 とし毎周、1最小紅斑量(MED)ずつ増加させ14週間照射を継続しました。

その間、CTP含有コラーゲンを経口投与(167、333mg/kg/day)した投与群と非投与群、および UV-B 非照射群(コントロール)で形成された皮膚の状態をデジタル撮影後、解析しました。皮下組織はキャリパーで測定すると共に組織切片を H&E 染色しました。コラーゲン線維は MT 染色、皮膚バリア機能の指標となる皮膚水分蒸散量(TEWL)は、Teweameterで測定しました。また、UV-B 照射によって誘導された MMP-2 及び MMP-9 活性を Gelatin Zymography 法で測定しました。

■結果

CTP含有コラーゲンの経口投与は、UVB照射によって誘発されたヘアレスマウスの皮膚シワ形成を有意に抑制することが分りました(図1)。

また、UVB照射によってダメージを受けた皮膚のバリアー機能を高めて、皮膚の水分蒸散(TEWL)を有意に抑制し、UVB照射によって誘導されたゼラチナーゼ(MMP-2、MMP-9)の活性発現をm-RNAレベルおよびタンパク発現レベルで抑制することが確認されました(図2)。

更に、UVB照射によって破壊されたコラーゲン繊維を回復させると共に、低下したコラーゲン量を増加させ(図3)、UVB照射によって低下した皮膚弾力性を増加させると共に、異常なエラスチン繊維の形成を減少させる(図4)ことが分りました。

図1.シワの形成に対する効果

図2.MMP-2/MMP-9発現に対する効果

図3.コラーゲン繊維に対する効果

図4.エラスチン繊維に対する効果

■考察

本検討結果より、CTP含有コラーゲンの摂取は、紫外線によるシワ形成等のダメージを軽減するとともに、早期回復に役立つことが期待されます。